初代教会が形成される

今年のペンテコステ(聖霊降臨日) 

5/20でした。使徒の働き21節以

降にその事実が記されています。この

箇所は何度読んでも不思議な現象だと

思われます。ペンテコステに関して3

つの事柄を取り上げます。

 聖霊が与えられる約束について

 イエス・キリストは復活後、40日間

500人の人々に姿を現わされたと記

されています。そして、主は昇天の直

前に弟子達に次のようなことばを語っ

ています。使徒の働き1:4-5

「彼らといっしょにいるとき、イエス

は彼らにこう命じられた。『エルサレ

ムを離れないで、わたしから聞いた父

の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバ

プテスマを授けたが、もう間もなく、

あなたがたは聖霊のバプテスマを受け

るからです。』」このようにして弟子達

は主の約束を握り忍耐と希望をもって

待ち望んだのです。私達も主の約束を

待ち望みましょう。

 聖霊が与えられる

 使徒の働き21節以降には、弟子

達に聖霊が与えられる様子が次々と記

されています。

使徒の働き22節~4

「すると突然、天から、激しい風が吹

いてくるような響きが起こり、彼らの

いた家全体に響き渡った。また、炎の

ような分かれた舌が現われて、ひとり

ひとりの上にとどまった。」その結果と

して、みなが聖霊に満たされ御霊が話

させてくださるとおりに、他国のこと

ばで語り出したのです。常識をはるか

に超えた不思議な出来事です。

 初代教会が形成される

 聖霊に満たされたペテロが人々に説

教を語りました。この時、約3,000

の人々が洗礼を受けたと書かれていま

す。その後、教会では人々は何をした

のでしょう。

使徒の働き2:42「そして、彼らは使

徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、

パンを裂き、祈りをしていた。」

 これは現在の教会生活の基本です。

時代は変化しても、教会生活の基本を

大切にしながら、各自の賜物が生かさ

れていくことを目指していきましょう。

そこにこそ、キリストにあって一つで

ありながら、多様性の拡がりと豊かさ

を見るこができます。