よみがえりの事実は驚き


 今年のイースターは、4月21日でした。いつも、イースターの度毎に思うことは、主イエス・キリストの復活の不思議さと同時に恵みということです。
 今年のイースターは、世界では、スリランカで教会やホテルをターゲットとした痛ましい爆弾テロが発生しました。一日も早い事件の解決と共に、ご遺族の方々の上に主の慰めがあるようにと祈るものです。では、聖書が復活の祝福について取り上げます。
Ⅰ 空の墓について
四つの福音書では、各書の記者がそれぞれの視点で主イエス・キリストの復活の事実を記しております。すべてに共通しているのは、空の墓です。ヨハネ20:7のみことばです。「イエスの頭に巻かれていた布切れは、亜麻布といっしょにはなく、離れた所に巻かれたままになっているのを見た。」これは、墓から主イエス・キリストのご遺体が無くなったことを現しています。不思議であり驚きです。
Ⅱ 主イエス・キリストの復活の事実
今年は4月14日(日)から受難週でした。主の御苦しみを僅かであっても覚えながら過ごした一週間でした。考えてみれば、受難週の最初の日曜日は「しゅろの日曜日」と言われ、民衆は主イエス・キリスト歓迎して出迎えました。「ホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に。イスラエルの王に。」(ヨハネ12:13)しかし、その週の数日後には、同じ人々が、主を「十字架につけろ」と叫び続けたのです。人の心は何と状況によって変わりやすく不安定で自己中心的なのでしょう。自分もその中に当然含まれています。主は、
こんな私達のためにあの残虐な十字架刑に架かられ死なれたのです。そして葬られ、三カ目によみがえりました。それは、自分の罪を悔い改め、主イエス・キリストを信じる者達に罪の赦しと永遠のいのちを与えるためだったのです。主イエス・キリストは罪と悪魔と死に勝利されたのです。
 主を信じる者達は新しいいのちに生かされていることを感謝しましょう。そして、日々、主によりすがって歩んでいきましょう。