光の子どもらしく歩む


 
 エペソ書の4章~6章には、クリスチャン生活の実践の事柄が記されています。その中で愛されている子どもらしく、また光の子どもらしく歩みなさいと勧められております。それはどのような事でしょうか?
Ⅰ キリストは私達のためにご自身をささげてくださった
 エペソ5:1-2には次のように記されています。「ですから、愛されている子どもらしく、神にならう者となりなさい。……キリストもあなたがたを愛して、私たちのために、ご自身を神へのささげ物、また供え物とし、香ばしいかおりをおささげになりました。」供え物とは「特に命あるものが血を流すことを表す」とされています。主はすべての人の身代わりとなって十字架上で尊い血を流し、救いの道を切り開いたのです。それほどにまでに、私達を罪からの解放と赦しを与えて下さろうとしたのです。私達が、神と共に、その人らしく歩むための救いの道を備えてくださったのです。
 ハルルヤ!感謝です。
Ⅱ光の子どもらしく歩むために
そのためには、「御霊に満たされることです。」エペソ5:18には次のように記されています。「また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。」イエス・キリストを救い主と信じた者達には聖霊が与えられています。
しかし、聖霊に満たされることと区別して考えなければなりません。そこには大きな相違があります。聖霊に満たされるためには、自分の意志をすべて明け渡すことです。ですが、それが難解です。葛藤、戦い、悩み、思い煩いが生じます。そこを、何とか、神の助けを充分頂いて超えさせていただきましょう。
その時、不思議な義の実を実らせて頂けるのです。「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。」
(ガラテヤ5:22~23)
お一人お一人の信仰の歩みがさらに祝福されますようにお祈りします。