イースターの祝福



 今年のイースター礼拝は4/12(日)でした。主イエス・キリストの復活の喜びは希望溢れるものです。残念ながら今年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあり、大声で宣伝する難しさを痛感させられました。では、聖書に書かれている主イエス・キリストの復活の事実を再確認していきます。
Ⅰ 主イエス・キリストの体はなか
った
 ルカ24:1以降を読んでいきます。安息日が明けるのを待って、早朝に女弟子達は主のお体に香料を塗るため墓に着いたことが記されています。ルカ24:2-3「見ると、石が墓からわきにころがしてあった。入って見ると、主イエスのからだはなかった。」何とも驚くべき事実です。墓の入口にあった大きな石が転がされてあったのです。彼らは、主が、「人の子は必ず罪人らの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえらなければならない」と以前に語られていたおことばを、この時はまだ、思い出すことが出来ませんでした。みことばを聞いても信じ切れていなかったのでしょう。それほどに、復活の事実は驚くべき事柄でした。
Ⅱ 生きている方を死人の中で探す不
思議
 ルカ24:5「…『あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。』」彼女たちのような事柄を私たちも行っているのではないでしょうか? 主イエス・キリストは、復活され、生きておられ、墓の中にはおられないのに。復活の祝福は、主を信ずる者たちの内に肉体が死んでもなくならない永遠の命を宿していることです。そこには、死を超えた命の希望があるのです。  
さあ、もう一度、そのことを再確信しましょう。
 主は今、信ずる者たちとともに生きておられます。イースターの祝福がお一人お一人の上に豊かにありますようにと祈ります。
「また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」 (マタイ28:20)