コロナ禍の恵み



 2020年はオリンピックイヤーで、華やかで盛り上がる年だと年頭には思っていました。それが、中国経由の新型コロナウィルスの感染拡大により生活が一変しました。5月には全国に緊急事態宣言まで出されました。社会全体が困惑する中で、ふと思い出しました。それは、このような賛美でした。「数えよ主の恵み 数えよ主の恵み 数えよ一つずつ 数えてみよ主の恵み」(新聖歌172)私たちはこれまでの歩みを振り返ってどんな恵みがあったでしょう。恵みは意識しないと解りませんので。
Ⅰ教会員及び家族等は感染から守られている
 現在のところですが、私達は守られています。日々、祈りつつ、神の助けや守りを祈っていることでしょう。今、感染し苦しんでいる方々の癒しのため、また、最前線で働いている医療従事者のためにも祈りましょう。目に見えないウィルスですから、誰もが感染する危険性を持っています。また、誰もが感染させる危険性をはらんでいます。そのことを覚えつつ、日々、過敏ではなく注意深く歩んでいきましょう。
Ⅱ集会が継続されている
首都圏や秋田市でも教会の集会を休止をせざるを得ない状況にあります。ですが、当教会は集会出席者が少ない恵み(?)で休止することなく集会が継続されています。三密を避けること、各自の感染対策の徹底、礼拝式の途中で換気することが効果的だったのでしょうか?換気すると新しい風が会堂内を包み込み爽やかです。
また、個人的には自粛生活を強いられているので、さらに静かな時間が増えたように思いますがどうでしょう。
 やがて、コロナウィルスの感染拡大も終息することでしょう。私たちは今、自分たちに託されている人々に福音を届ける働きの時ではないでしょうか?
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」 (イザヤ41.10)
 神の祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。