霊の目を開かれて


2020年も早くも9月が終わろうとしています。9月の上旬は、残暑が厳しかったですが、徐々に季節は移り変わっています。今は、すっかり秋らしくなりました。
ところで、ヨハネ9.1-41の箇所には、生まれつきの盲人が癒された出来事が記されています。これは神の奇跡です。そのことを目撃しながら、霊の目が開かれなかった人々は何と残念なことでしょう。
Ⅰ生来の盲人が癒された奇跡について
 ヨハネ9章1-7節には、盲人が主イエス・キリストによって癒された記事が、具体的に書かれています。イエス・キリストは地面につばきをしてそれで泥を作りました。その泥を盲人の目に塗ったのです。常識では考えられない方法でした。そして、盲人の人にその状態で、シロアムの池で洗うように語っています。この人をサポートしてくれる人がいなければ出来なかったことでしょう彼は神のおことばに従順でした。様々なマイナスの思いも浮かんだことでしょうが。「そこで、彼は言って、洗った。すると
ると、見えるようになって、帰って行った。」(ヨハネ9.7)
Ⅱ再び主イエス・キリストと出会う癒された人
 癒された人は、近所の人々やパリサイ人達、自分の両親からさえも阻害されてしまったのです。彼は、罵られ、ついには会堂より追放されたのです。そのような状況で失意のどん底に落とし入れられたのではないでしょうか?その時、再びイエス・キリストは彼を見つけ出したのです。そして、彼の心が開かれて、ついに信仰告白に導かれました。38節「彼は言った。『主よ。私は信じます。』そして彼はイエスを拝した。」この時、彼の霊の目も開かれたのです。私達もイエス・キリストを信じたことにより、霊の目が開かれたのです。(感謝)この出来事から教えられることは従順こそ祝福につながることです。 「そこで、イエスは言われた。『わたしはさばきのためにこの世に来ました。それは、目の見えない者が見えるようになり、見えるもので盲目となるためです。』」(ヨハネ9.39)