恵みとまことに満ちているお方


 
 今年は、11/29(日)より待降節で12/20(日)がクリスマス礼拝でした。クリマスストーリーは毎年同じですが、その年毎に与えられる恵みは違っております。その恵みの一つ一つを辿ってみましょう。
Ⅰ 神が人となられて、この暗闇の世界においで下さった。
 マリヤは身重でありながら、夫ヨセフと旅を続けました。ナザレからベツレヘムまで、約140キロ~150キロの道のりでした。そして、家畜小屋で出産し、その男の子は飼い葉桶に寝かされました。さらに、最初に訪問したのは、社会的最下層での働きをしている羊飼い達でした。なぜ、このような場所の出産なのでしょう。
 それは、どんな人間でも救い主に近づけるようにと、御子を低き所に誕生させてくださったのでしょう。
 何という測り知れない神の深い知恵と愛の現れではないでしょうか?
 だから、誰でも主イエス・キリストを求める者なら、大胆に神に近づくことが出来るのです。
 
Ⅱ 私たちのために!
 「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」
(ルカ2.11)
 主キリストは私たちのためにお生まれになったのです。それは、私たちの罪の身代わりとなって、神の前に裁かれ、死なれ、三日目に復活するためです。また、クリマスの時は特に神の愛を強く感じさせられます。どれほどの深い愛でしょう。また、底知れぬ愛でしょう。そして、信じる者たちの内に住んでいてくださるのです。ただ、ただ、へりくだって主に感謝し賛美する者です。また、一人でも多くの方が救い主を信じて受け入れてくださるようにと祈らされます。
 心からメリークリスマス!
「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」
(ヨハネ1.14)