これまでの歩みを振り返って


 

 

 2014年の歩みも後半に入りました。何と月日の過ぎ去るのは早いことでしょう。最近読んだディボーション用の小冊子に書かれた文章が心に残っています。

タイトルは「光陰矢の如し」です。

「私の友人は墓碑に刻まれている『生』と『没』で終わる二つの年月日の間にある狭い行間が人生のはかなさを象徴していると言います。子供の頃の時間はゆっくり過ぎました。しかし人生の終わりが近づくにつれて時は速さを増し、排水口から渦を巻いて流れ出ていく水のようです。人生のはかなさについて時々考えるのは良いことです。というのは人生は、とても短いのでぼんやりしているとすぐ終わってしまうからです。何とも考えさせられるそして含蓄のある文章だと思わされました。

 私たちの人生は、はかなく、そしてヤコブ4:14のみことばによれば「あなたがたは、しばらくの間現われて、それから消えてしまう霧にすぎません。」と書かれています。私たちの存在は何と薄い吹けば飛ぶようなものかと思ってしまいます。もちろん、神の目には一人一人の存在は高価で尊いことは変わりありません

 では私たちは地上で生かされている間、何をなすべきなのでしょうか?

「むしろあなたがたはこう言うべきです。『主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。』」(ヤコブ4:15)このみことばからも教えられるように、それぞれに主が置かれた状況や境遇の違いはあります。そのことを踏まえながらも主の前にへりくだって、今日なすべき事柄を淡々主の助けにより行うことではないでしょうか。そのために、むなしい誇りや高ぶりを時には捨てさることです

私たちは気づかないで虚しい誇りに覆われていることもあるのです。

主が与えてくださった一日一日が、あなたにとって最善となりますようにお祈りします。

今年の前半の歩みを振り返るならば、恵みの日々であったと知らされます。

「順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。これもあれも神のなさること。それは後の事を人にわからせないためである。」(伝道者の書7:14