主を愛すること

現在、水曜日の聖研で私が担当の時は、一冊の本を用いて学びを行っております。本のタイトルは「キリストに似るものとしてください」著者はある英国の説教者 訳者・湖浜馨です。約100年前に発行されたようです。この間の18日(水)に学んだ箇所の要約しながら進めていきます。 
聞き従うことはいけにえにまさる
◎第一原則としての愛
 この箇所では、何よりも主を愛することが強調されています。「あなたがた新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ13:34)主の愛とはどのようなものでしょう。主は私たちの罪の身代わりとなられご自分の体を裂き、血を流されました。これは、
人類がこれまでに見た愛の最高の表現だと説明されていました。「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」(ローマ5:8)
◎圧倒的な勝利者
パウロはローマ8章で神の驚くべき愛について語り(31-33)、続いてキリストの偉大な愛に触れ(34-35)ています。さらに、愛によって患難、苦しみ、迫害、飢え、裸、危険、剣などに対して圧倒的な勝利者となると一気に書き進めています。著者は神の愛から私たちを引き離す事がただ一つだけあると強調しています。それは主を愛さない心だと言います。これは私達にとって、心の痛みであり、心を探られます。
◎キリストにあって成長する
 私たちは意見の違う人達と接する時に、柔和で親切でしかも愛の態度を保つべきだと勧められています。しかし、それを実行することは何と困難を伴うことでしょう。しかし、希望があります。聖霊により頼んでいくことによって可能となっていくのです。
 そして、私達はどこに置かれたとしても、キリストに似せられることを追い求めていく者でありたいと願わされます。
 お一人お一人の信仰生活が豊かな実りあるものとなりますように。