2016年の新しい年も感謝と喜びの日々が続いているでしょうか?
聖書には「これは主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう。」(詩篇118:24)と書かれています。考えてみますと、一日は主が創られたのです。ですから、大切に充実した日を過ごさせていただきたいと願うものです。
ところで、クリスチャンにとって教会生活はとても大切です。教会について「エクレーシヤ」という言葉が使われているのはご存じの事と思います。「呼び集められた者」「神の民の集まり」という意味があるそうです。教団発行の信徒必携では、次のように説明されています。「神によってこの世から召し出され、イエス・キリストを信じ、聖なる者とされた信者たちの有機的な集まり(共同体)であるということです。」これは、イエス・キリストを信じている者たちは、必然的で生きた繋がりがあるということです。ですから、教会生活なしには信仰生活は成立しないともいえるでしょう。そして、クリスチャンはイエス・キリストの尊い血によって買い取られた尊い存在なのです。
それでは、初代教会(エルサレム)では彼らは何をしていたのでしょう。
「そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。」(使徒の働き2:42)
1 使徒たちの教えを堅く守りみことばに聞き従っていました。
2 交わりをしていた主から与えられた恵みの分かち合いを共有していました。
3 パンを裂き……これは聖餐式を行っていたとされます。肉眼での主からの赦しの保障です。信仰が強められます。
4 そして祈りです。神に祈るために教会に共に集まったのです。そこに、主も共におられます。心を注いで祈っていたのです。
初代教会の様子は現代の教会生活とあまり変わりません。しかし、何と生々としているでしょう。躍動感に溢れて。
私たちもみことばに根ざした教会を建て上げさせていただきましょう。
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