母の日は教会へ

5月の第二日曜日は母の日です。
母の日礼拝を開催します。

日時  5月8日(日)10:30〜12:00

母の日の由来は教会にあるということをご存知でしょうか。天に召された母を偲んで、感謝を表す集会を、アメリカの教会で行ったことから始まりました。母の日の本来の目的は、教会で神を礼拝することにあります。今も元気な母もいれば、すでに亡くなった母もいるでしょう。それぞれの母への感謝の気持ちを抱きながら、神を礼拝しましょう。

母の日は、「お母さん、ありがとう。」と母への感謝を述べる訳ですが、イエスは母マリヤに、「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう 。 」と言われました。イエスのように、私たちがそれぞれの母親に言えば、母の日に最もふさわしくない言葉になります。母の恩を仇で返すような、親不孝者の言葉となります。しかし、イエスが母マリヤに語った、最もふさわしい言葉でありました。

「ぶどう酒がありません 」
婚礼で振舞っていたぶどう酒が無くなり、そのことを母マリヤはイエスに伝えました。

「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう 。」
母と子であることを否定するかのように、どんな関係なのかを問われました。その場にいたのは、マリヤの親類や友人や知人たちです。二人が母と子であることを知っています。しかも、マリヤが聖霊によって身ごもり、イエスを生んだということ、そのイエスは救い主・キリストであるということも、マリヤから聞かされていたはずです。また、弟子たちもその場にいました。弟子たちは、イエスこそキリストなのではないか、世の罪を取り除く方ではないかと考えていました。しかし、マリヤの親類たちも、弟子たちさえも、まだ、イエスを救い主だと信じていませんでした。

「あの方が言われることを 、何でもしてあげてください 。 」
母マリヤの応答の言葉です。私たち人間の造り主である神を否定して、神からの離れ自分勝手な生き方をしていることが、聖書での罪の定義です。その罪を取り除き神との関係を修復するために、キリストは世に来られました。マリヤはそのことを信じていました。このマリヤの言葉を受けて、婚礼を手伝う人たちは、イエスの指示に従いました。すると、水がぶどう酒に変わるという神の業が成されたのです。

イエスを信じなければ、イエスと母マリヤの関係を理解することはできません。母と子ではあっても、キリストと罪人という関係なのです。
「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう 。」とは、母マリヤだけに問われているのではありません。私たち一人一人にも、イエス・キリストは常に問われています。
イエスと私たちはどのような関係でしょうか。イエスは十字架に架かり、私たちの罪を贖い死なれ、三日目に復活しました。信じる者に罪のゆるしと永遠のいのちを与えます。従って、救い主・キリストと救われた罪人という関係です。この関係は、イエスを救い主であると、信じることから始まります。

母へ感謝の言葉を添えて、カーネーションや品物を贈る前に、失われている神との関係を取り戻すために、来られたイエス・キリストという、神からの贈り物を受け取ってください。