復活の祝福に導かれて

 今年のイースターは4/16日(日)この事実はどう考えても、納得できるものではありません。 

⑴イエス・キリストの復活の不思議について

  イエス・キリストは、残虐な十字架刑によって処刑されました。その日のうちに弟子達はイエス・キリストのからだを十字架から取り降ろしました。当時のユダヤの埋葬方法は、現代の日本とは全く異なっていました。それは、土葬でもなく火葬でもなく、洞窟の洞穴に安置する方法でした。聖書ではそれを「岩を掘って造った墓」と記されています。当時の習慣として、亡くなった遺族や関係者が死後3日以内に確認をしていたようです。それは、かつて、蘇生する人がいたからでした。マグダラのマリヤはイエス・キリストの墓の前に着いて驚きました。

①墓の入口に封印されていた巨岩が取り除かれていたこと

②墓の中にはイエスの体に巻かれていた亜麻布だけが残されていた

③マタイの福音書では次のように

書かれています。「ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。」(マタイ28:6) この3点だけを取り上げても、主の復活は信じ難いことです。しかし、復活は神であり人であるイエス・キリストだからこそなし得たのです。

⑵信じる者たちへの祝福について

 イエス・キリストは十字架に架かられ死なれ、葬られ、3日目に墓から復活しました。これは、主が罪と死と悪魔からの勝利したしるしなのです。救いの与かった者たちはその恵みに日々、与かっているのです。しかし、私たちはその祝福をどれ程生かしているでしょうか?気づいているでしょう。

主を信じる者たちは、肉体の死が訪れても、恐れ慄く必要はないのです。それは、肉体と霊が分離するだけです。では、霊はどこに行くのでしょう。神のみもとに確実に行きます、なぜなら、キリストにあって永遠の命が与えられているからです。「イエスは言われた。『わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。』」(ヨハネ11:25