神の愛に満たされて

 今年の母の日は514日でした。母の日の由来は、亡くなった母親を追悼する事から始まったとされています。 

 母の日の由来について

  アメリカのバージニア州に住む教会学校の教師をしていたジャービス夫人の娘アンナという人がおりました。彼女は、1907年に母親の追悼集会でカーネーションを飾り、それが母の日の始まりとされています。彼女は母に教えられた十戒の第四戒のことを思い起こしたのです。それは「あなたの父と母を敬え」です。当教団で発行している小教理では次のような意味が記されています。

「私たちは神を畏れ、愛すべきです。それで、両親や上に立つ人々をさげすんだり、怒らせたりせず、むしろ彼らを敬い、仕え、従い、そして尊敬すべきです。」これは、あなたの両親が人間的に人格者だから尊敬するのではありません。親という立場のゆえに敬うのです。なぜなら、その立場は神ご自身が与えたからです。

 聖書で示されている神の愛とは 

それは、「それにもかかわらずの愛」なのです。例えば、「私がみじめで最悪な状態であっても」、「多くのことを知らなくても」、「変な癖」があっても愛される愛なのです。あるがまま、ありのままで愛されるのです。人はこのような完全で平等で純粋な愛を持ち合わせていません。そして、愛するよりも愛されることを誰もが求めているのです。これが真実な私たちの姿ではないでしょうか?

 神の愛を受けるために

 神との間の仕切りとなっている罪をイエス・キリストは十字架に架かられ私たちの罪の身代わりとなって死なれました。そして、三日目に復活しました。そのイエス・キリストを受け入れた時、神の子とされるのです。これは、よく知っている事実です。しかし、私たちの心には残念ながら神の愛を受けることに逆らう力も働くのです。そこに、神の光を照らしていただきましょう。そして、悔い改めましょう。

私たちはいつでも、どんな状況であっても神によって新しく変えていただけるのです。神に心を向けるなら。