今年のペンテコステ(聖霊降臨日)は6月4日でした。ペンテコステとは、ギリシャ語で「50番目(の日)」の意味だそうです。では、いつから数えて50日目なのでしょうか?それは、ユダヤの大切なに祭りである過越祭から数えて50日目なのです。この時は、穀物の収穫感謝の祭りで「五旬祭」とも言われていました。また、イエス・キリストの十字架と復活から50日目にペンテコステの出来事が起こったのです。
使徒の働き2章14節~36節の箇所にはペテロの説教が記されています。聖霊に満たされたペテロは、イエス・キリストが十字架に架かられる前とは全く変えられています。そして、説教の最後に次のように力強く語っています。
使徒の働き2章36節
「ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきり知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」人々はこれを聞いて心
が刺されたと記されています。みこ
とばに心が刺されることは幸いです。なぜなら、そのことによって、人々は心が砕かれ、悔い改めに導かれるからです。これは聖霊の働きによるものです。
さらにペテロは人々に次のように語りかけています。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。」
使徒の働き2章38節
聖霊はカウンセラーとも呼ばれます。
主を信じる者たちには聖霊が確かに与えられているのです。感謝なことです。
私たちはその聖霊に満たされ、導かれつつ歩んでいきましょう。願わくは、神に喜ばれる道を選択しながら歩むことを求めながら。
お一人お一人の信仰の歩みが豊かな
祝福されたものとなりますように。
「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。」(Ⅱコリント7章10節)