心はうちに燃えている

 今年のイースターは41日でした。イエス・キリストの復活の出来事は弟子達にとっても何とも信じ難いことでした。主は復活後されてから昇天までの間、40日間、約500人の人々に姿を現したとされます。それが十字架刑に架かられる時の姿であったかは解りません。

  ルカ2413節以降にはエマオの村に行く途中の二人の弟子達のことが記されています。二人は復活されたイエス・キリストが共に歩いておられたのに分からなかったのです。それは、霊の眼が遮られていたからです。あるいは霊の眼に覆いが掛けられていたからでしょう。次のみことばを思い起こします。Ⅱコリント3:15-16 「かえって、今日まで、モーセの書が朗読されるときはいつでも、彼らの心にはおおいが掛かっているのです。しかし、人が主に向くならそのおおいは取り除かれるのです。」主に人が向くなら主ご自身がそのおおいを取り除いて下さるのです。感謝なことです。

  また、復活の主と出会うことは心がうちにあつく燃えることだと聖書から知らされます。それは復活の主が与る「新しいいのち」をいただいているからなのです。その内側は永遠のいのち、罪の赦し、悪魔からの解放などが恵みとして与えられます。私たちは、主が与えたモーセの律法の前に出る時何という罪人だと思わされます。自分の罪深さを知らずして悔い改めには導かれません。ましてや、主の十字架の贖いを知ることも出来ません。しかし、自分の罪を知らされ悔い改めに導かれたその時、十字架は輝いて迫ってきま

す。その結果として、今、自分が置かれた所にあって主の証人として歩むことが出来るようになるのです。イエス・キリストを知らない人々は、望みのない、恐れに取り囲まれて、暗黒をさまよって苦しんでいるのですか

ら。イエス・キリストを機会ある度にお伝えしましょう。真の解決と希望はイエス・キリストにあります。イースターは喜びと希望の日です。日々、希望、賛美、感謝、喜びに溢れて信仰生活を歩んでいきましょう。イースターおめでとうございます。