与えられた自由を生かす


 Ⅰ キリスト者には自由意志が与えられている。
 私達は与えられた自由意志をどのように、用いていけばよいのでしょう。ガラテヤ5:13には次のように記されています。「兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。」与えられた自由は、肉の働く機会ともなるし、愛をもって仕えることも出来るのです。実はその選択は、あなたの自由意志に委ねられているのです。誰もが、弱さがあるし、誘惑にさらされる危険があります。ですが、願わくは与えられた自由意志を互いに愛をもって仕えるように心がけていきましょう。
Ⅱ 主を信じた者達には聖霊が与えられている
 聖霊が与えられていることと、絶えず聖霊により頼んで物事を決断しているかは区別されなければなりません。ガラテヤ5:17には次のように記されています。
「なぜなら、肉の願うことは御霊に逆
らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです。」
 主は私達がイエス・キリストを信じたその時から、聖霊を心の内に与えて下さっています。何と感謝であり、心強いことでしょう。聖霊により頼むなら勝利は約束されているのです。しかし、私達は時々、聖霊を悲しませる、軽視する、無視する、反逆するそんなこともあるでしょう。そのような時、どうするでしょうか?仕方がない、成り行きに任せるでしょうか? いいえ、違います。主に向かって心からの悔い改めをすることです。色々な弁解は必要ないでしょう。説明もいらないでしょう。「……なぜなら、神は私たちの心よりも大きく、そして何もかもご存じだからです。」(Ⅰヨハネ3:20)そして、主の赦しの宣言のことばを受けましょう。ガラテヤ5:16には次のように記されています。「…御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」